ショーン・ストリックランドが再び問題発言:チマエフを「テロリスト」扱い

ショーン・ストリックランドが、またやらかした。
UFC319にてカムザット・チマエフはUFC史上でも屈指の圧倒的なパフォーマンスを見せ、ドリカス・デュ・プレシを難なく下し、新たなミドル級の統一世界チャンピオンに輝いた。

■ストリックランドのInstagramへの投稿
チマエフが見せた圧巻の勝利の直後、ミドル級のあらゆる挑戦者が「自分こそがチマエフに初黒星をつけ、王座を奪うにふさわしい」と名乗りを上げた。その中には、例によってストリックランドも含まれており、彼は独特な“ストリックランド節”で自分こそが無敗のチェチェンの怪物を倒す人物だと主張した。

「さぁ、ケージに戻って全てを終わらせよう。テロリストがチャンピオンであってはならない。残念ながら、これを変えられるのは俺しかいないようだ。コミッションがこれを実現してくれたことに感謝するよ。まずはアンガーマネジメントからだ…」

■ストリックランドの“テロリスト”発言のきっかけ
ストリックランドの今回の発言は、チマエフがUFC319でタイトルを獲得した後にチェチェンに帰国し、長年の友人でチェチェン共和国の指導者でもあるラムザン・カディロフに出迎えられたことを受けてのものと見られる。

カディロフはチェチェンの独裁者として知られ、2017年にはカディロフがゲイの男性を収容・拷問・殺害する強制収容所の設立を許可したと国際社会から非難されたこともある。これに対してカディロフは「チェチェンには同性愛者など存在しない」として、同性愛者の存在自体を否定していた。

カディロフはこれまでにチマエフと共にトレーニングを行ったり、2022年にはチマエフの結婚式にも出席したと報じられている。その親密な関係が、チマエフのアメリカでのビザ取得を妨げた理由の一つと見られているが、UFC代表のダナホワイトがアメリカ大統領ドナルド・トランプと親しい間柄であるため、UFC319ではシカゴでのタイトル挑戦が可能になったと言われている。

チマエフはUFC319でジョー・ローガンの試合後インタビューにこう答えていた

「このベルトは俺の国にとって大切なものなんだ」

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